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おはようございます。
先日室蘭市で生まれ育った一人の女性が、長い時間をかけて「安心して暮らせる場所」を探してきました。
彼女の歩んできた道は決して平坦ではなく、多くの不安や迷いを抱えながらの連続だったといえるでしょう。
17歳の頃、家庭の中で深刻な問題が起こります。親からDVを受ける状況が続いていたのです。
近隣住民が異変に気付き通報したことがきっかけとなり、市の職員が介入することになりました。
その結果、彼女はDVシェルターへと保護されることになります。
安全な場所に移ることはできましたが、その出来事と同時に高校も中退することになりました。
まだ17歳という年齢で生活の基盤を失うことになり、将来への不安は大きかったはずです。
学校、家庭、地域というこれまでの生活環境が大きく変わる出来事でした。
その後、彼女はSNSを通じて趣味でつながった友人と知り合います。
やり取りを重ねる中で「一緒に住もう」と誘われ、彼女は思い切って東京へ向かいました。
新しい環境でやり直すことができるかもしれないという期待もあったのでしょう。
しかし、その生活は長く続きませんでした。
同居していた友人から薬物を勧められたのです。
突然の出来事に恐怖を感じた彼女は、その場所から逃げることを選びました。
知らない街で頼れる人も少ない状況の中、暖を求めながら生活の場所を転々とする日々が続くことになります。
そんな中で彼女が考えたのは、もう一度落ち着いて生活を立て直すことでした。
アパートを借りて一人暮らしをしたいという思いが芽生えます。
そして以前保護を受けた記録が残っている札幌市中央区なら手続きもしやすいのではないかと考え、北海道へ戻ることを決めました。
その日の午後16時頃、東京を出発。
長い移動の末、18時頃に札幌へ到着しました。
しかし土地勘がなく、降りた場所は中央区ではなく白石区だったのです。
どうしてよいか分からず、彼女は白石警察署へ向かい事情を説明しました。
その後、支援機関を通じてギルドへとつながることになります。
本人はシェルターの利用を希望しており、自分自身で生活保護の申請をしたいという意思も示しています。
シェルター利用料と夜間対応料については、次回の保護費から支払うことについて了承を得ています。
また、療育手帳は更新期限が切れている状態でした。
この点についても今後整理していく必要があります。
明日改めて本人の意向を確認し、支援を受けながら生活を立て直していくかどうかを丁寧に話し合う予定です。
現在、彼女はギルドのシェルターに入居しております。
長い時間をかけてたどり着いた、ひとまずの安心できる場所といえるかもしれません。
ここから先の道はまだ始まったばかり。
ですが、少なくとも今夜は安全な場所で眠ることができます。新しい一歩が、静かに動き始めています。

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