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 おはようございます!

 8月某日、朝一番に児童相談所から緊急の依頼が入りました。対象は16歳の女の子。

 かつて桜ヶ丘学園に入所していた子で、スタッフの間でも記憶に残っている存在です。

 令和5年に一時保護された後、家庭との関係悪化により、令和6年から桜ヶ丘学園での生活が始まりました。

 最初の1年間は順調だったものの、昨年末の家庭外泊をきっかけに、流れが変わってしまいます。

 外泊中に無断外泊し、4ヶ月行方不明に。

 5月にすすきので発見され、再び一時保護となりました。

 その後、6月から自立援助ホームでの生活が始まったものの、7月には同じホームの中学生に誘われ東京へ。

 見知らぬ土地で不安になり、自ら警察に保護を求めた姿は、彼女の「助けて」のサインに他なりません。

 札幌に戻り一時保護、家庭に一度戻されたものの、関係は改善されず再び保護。

 彼女の心には、「誰も信じられない」「みんな死ねばいい」といった極端な言葉が渦巻いていた時期も。

 しかし今は気持ちも少し落ち着き、支援者の顔を見て笑顔を見せるようになっています。

 実は東京から戻ってきた際、「また裏切られると思った」と口にしていました。

 けれども、引き取りに来たスタッフを見てホッとした表情を浮かべたそうです。

 安心できる居場所と、信じられる大人がそばにいることが、今の彼女にとって最も必要な支えになるでしょう。

 焦らず、でも着実に、彼女の一歩に寄り添っていきます。

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