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 おはようございます。

 9月22日、札幌市白石区に「東部児童相談所」がオープンしました。

 清田区・豊平区も対象エリアとし、職員は約90名体制で子どもと家庭を支えていきます。

 今回は開所前に行われた見学会の様子を紹介します。

 まず案内されたのはプレイルームA・B。

 ここは親子での関わりを深める場所であり、心理検査の際にも使用されます。

 特徴的なのはマジックミラー。反対側から専門職が親子のやり取りを観察でき、支援につなげている点が印象的でした。

 続くプレイルームCと「おやこ支援ルーム」では、心理士や児童福祉司がインカムを通じて保護者にリアルタイムで助言します。

 「ここでは子どもに寄り添う声かけを意識してください」といった具体的なアドバイスを受けられるのは、安心感につながりそうです。

 さらに注目を集めたのが「司法面接室」と「モニタールーム」。

 性的虐待を受けた子どもへの聞き取りに特化した空間で、道内では唯一の設置とのこと。

 複数のスタッフがインカムで連携し、子どもの心を傷つけないよう細心の配慮を行いながら進めてました。

 警察からの利用依頼もあると聞き、ここが社会全体に果たす役割の大きさを実感しました。

 また、アリーナも道内初。外遊びが難しい一時保護所の子どもたちが、のびのびと体を動かせるよう整備されています。

 広々とした空間にはトイレも備わり、安全面にも配慮が行き届いていました。

 

 なお、一時保護所の内部は子どもたちの安心と安全を守るため公開されませんでしたが、説明からも厳重な環境であることが伝わってきます。

 見学を終えて感じたのは、ここが単なる相談所ではなく「地域と子どもを未来につなぐ拠点」だということ。

 最新の設備と専門職の力を活かし、子どもたちの健やかな成長を支える場として期待が高まります。

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