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 おはようございます

 今回ご紹介するのは、40代男性、精神障害を抱える方に関する支援の記録です。

 昨年8月、コンビニエンスストアにてクーリッシュ1個を窃取した件で在宅起訴となりました。

 金額としてはごく小さなものである一方、本人には前科が8犯あり、過去から続く課題が今回の出来事にも色濃く影響している状況でした。

 

 事件後、手続きが進む中でグループホームへ入居することが決まり、生活環境は大きく変化しています。

 これまで不安定になりやすかった生活リズムも、一定の支援体制のもとで少しずつ整えられてきました。

 環境が変わることで、本人の表情や言動にも落ち着きが見られるようになっています。

 

 今回の在宅起訴にあたり、弁護士との面談が行われました。

 専門家の立場から、事実関係や今後の流れを丁寧に説明する時間となりました。本人は途中、「また同じことを繰り返したくない」と小さく口にしており、その言葉にはこれまでの積み重ねへの後悔と不安がにじんでいました。

 精神障害があることで、衝動のコントロールや判断が難しくなる場面は少なくありません。

 今回の窃取も、計画的というより一瞬の判断によるものであったと考えられます。

 ただし、理由があるから許されるという話ではなく、社会の中で責任をどう果たしていくかが重要になります。

 

 今後は、更生支援計画に基づいた支援を本格的に行っていく予定です。

 生活面の安定だけでなく、金銭管理や感情の整理、困ったときに相談する力を身につけることが柱となります。

 

 小さな事件の裏側には、長年積み上がった生きづらさが存在していました。

 私たちは結果だけで判断するのではなく、過程に寄り添い続ける姿勢を大切にしながら、今後も支援を続けていきます。

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