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おはようございます、本日の投稿はNPO法人os Forward(オーエスフォワード)が担当します。

今回お伝えするのは、私たちが関わっている十七歳の男の子の、うれしい変化のお話。

自閉症のある彼は、これまで食事といえば、買ってきたもので済ませることがほとんどでした。

ところが最近になって、自分で作ることに目覚めた様子。

きっかけは、動画サイトで見つけた料理の映像だったとのこと。

作り方を自分で調べ、材料を買いそろえるところから始めたそうです。

そして昨日挑戦したのが、なんと家系ラーメン。

家系ラーメンといえば、濃い口のスープと太い麺が特徴の一杯。

スープの濃さ、麺のゆで加減、ほうれん草やのりの並べ方まで、こだわりはかなりのもの。

出来上がった一杯は本人も満足の味だったようで、汁まできれいに完食したと聞いています。

盛り付けの写真を見せてくれたときの、誇らしげな表情。

ここまでは、拍手を送りたくなる話。

ただ、その先に小さな壁がありました。

使い終わった鍋、油の浮いたどんぶり、調味料が出しっぱなしの調理台。

食べ終えた達成感のあとに残ったのは、手つかずの流し。

どこから手をつければよいのか分からず、途方に暮れてしまった様子。

そこで彼は、自分から私たちに声をかけてくれました。

「一緒にやってください」

この一言こそ、何よりうれしい出来事。

できないことを一人で抱え込まず、助けを求める言葉が出てきたのですから。

さっそく二人で台所に立ち、片付けを進めていきます。

まずは油汚れをキッチンペーパーでふき取り、それから鍋、どんぶりの順に洗っていく流れ。

洗い物は、時間がたつほど汚れが落ちにくくなるもの。

順番を決めるだけで、作業はぐっと楽になるもの。

洗い終えた食器を並べ、調理台をふき上げたころには、台所がすっかり元どおり。

やってみれば十分できる作業だと、本人も気づいたはずです。

料理は、作って終わりではありません。

買い物、下ごしらえ、調理、そして片付け。

この一連をこなせるようになると、ひとり暮らしに近づく力が大きく育っていきます。

次は唐揚げに挑戦する予定とのこと。

下味を漬ける時間、油の温度、揚げ上がりの見分け方など、覚えることはまだまだありそう。

使い終わった揚げ油の始末も、一緒に確認しておきたいところ。

好きなことから始まった挑戦が、そのまま暮らす力につながっていく。

その伸びしろを見守りながら、これからも日々の関わりを続けてまいります。

 

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