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おはようございます。
北海道の南側に位置する浦河町は、競走馬と美味しい昆布で有名な静かな町。
この場所には、全国から多くの人が元気をもらいにやってくる不思議な施設があるのをご存知でしょうか。
それが、精神障害を持つ方たちが共同で生活し、働いている浦河べてるの家という場所です。
普通、福祉施設と聞くと、静かで真面目にリハビリをしているイメージを持つかもしれません。 と
ころが、ここは良い意味でその予想を裏切ってくれる活気に満ち溢れています。
建物に入ると、あちこちから明るい笑い声が聞こえてくるのが非常に印象的。
彼らが大切にしている合言葉の一つに、三度の飯よりミーティングという表現があります。
何かトラブルが起きたり、体調が悪くなったりした時こそ、みんなで集まって話し合いを始めるとのこと。
普通の会社なら問題を起こすなと怒られるような場面でも、ここでは新しいネタができたねと歓迎されるから驚きです。
自分の弱さや失敗を隠さずにさらけ出し、それをみんなで面白がるという独自の文化。
視察中に特に目を引いたのは、彼らが一生懸命に取り組んでいる日高昆布の袋詰め作業。
実はべてるの家は、多額の売り上げを出す立派な会社でもあります。
しかし、彼らの商売の目的は、単にお金を稼ぐことだけではありません。
利益よりも人との繋がりを大切にするという姿勢が、商品のあちこちに散りばめられているのです。
発送される昆布の袋には、メンバーの皆さんの日常や、苦労話が書かれた新聞が同封されるのが決まり。
届くメッセージが、読む人の心を温かくしてくれるのでしょう。
苦労を取り戻すという考え方も、とてもユニークで心に響くものでした。
病気や悩みを治すべき悪いものとして切り捨てるのではなく、自分の一部として研究し、仲間と一緒に付き合い方を考えるのです。
自分自身の症状に面白い名前をつけたり、どんな時にその症状が出るのかを詳しく
分析したりする時間。
これは当事者研究と呼ばれ、今や世界中で注目されている素晴らしい仕組みです。
自分の苦しみを客観的に眺めることで、少しだけ心が自由になれるという発見は、大きな救いになるはずでしょう。
浦河を去る間際、私は自分の中にあった「支援する側」と「される側」の境界が完全に消えるのを実感することとなります。
完璧を目指すのではなく、むしろ不完全であるからこそ他者と深く繋がれるという確信。
今回得た深い気づきを、私自身の人生や仕事の現場にも大切に持ち帰りたいと願っています。

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