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 おはようございます!

 昨年から北見日赤を通じて相談を受けていた一人の方。

 メールでのやり取りを重ねる中で、少しずつ距離が縮まり、今回ようやく入居に至りました。

 背景には、親から見放され、時には暴言を受けるという厳しい生活が長く続いていた現実があります。

 それでも彼女は、連絡を返し続けてくれ、支援を受け入れる決意を固めてくれました。

 引越し当日、スタッフ4名で北見へ向かいます。

 車内は和やかな空気で、時折窓から見える景色の変化に感嘆の声が上がりました。

 到着後、荷物のある自室を訪れると、そこは片付けがほとんどされていない状態。「片付けが苦手で、いつもこの状態だったんです」と本人が少し照れくさそうに話します。

 荷物は思った以上に多く、箱詰めや運び出しは想定以上の時間を要しました。

 しかし、一つ一つを車に積み込むたびに、これまでの生活から新しい環境へと一歩踏み出す実感が湧いてきます。

 スタッフとの息もぴったりで、無事に全てを積み込み、出発することができました。

 道中、北見から札幌へ向かう長いドライブは、まるで過去から未来へ続く道のように感じられます。

 本人は少し緊張しながらも、新しい生活への期待が表情に滲んでいました。

 札幌到着後、施設の玄関をくぐった瞬間、その表情がふっと緩みます。

 新しい部屋にはまだ何もありませんが、それはこれから自由に整えていける“白いキャンバス”のようなもの。

 片付けが苦手でも、少しずつ慣れていけば大丈夫。私たちはそう信じています。

 こうして、北見から札幌へ、長い距離と時間を越えて一つの支援が形になりました。

 この一歩が、彼女にとって確かな再出発となることを願っています。

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