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おはようございます、本日の投稿はNPO法人os Forward(オーエスフォワード)が担当します。
九月二十日、札幌市白石区のみなくる広場で開かれた職業体験会に参加してきたご報告。

主催は社会福祉法人北翔会のHIDAMARI BASEさん、テーマは未来を見つけようという前向きな一日。
集まったのは、児童養護施設や里親家庭などで暮らす高校生の皆さん。
会場には、飲食、金融、美容、介護、建築、ものづくりなど、さまざまな企業のブースが並びます。
私たちが用意したのは、住まいと暮らしのご相談ブース。

中でも力を入れたのが、ひとり暮らしのシミュレーションでした。
手取りの金額を書いたカードを用意し、そこから家賃、光熱費、食費、通信費を順番に引いていく方法。
数字が目の前で減っていくので、生活にかかるお金の感覚がつかみやすくなります。
敷金や礼金、家具や家電をそろえる費用など、入居のときにまとまって必要になるお金も並べて紹介。
家賃は手取りの三割までが目安といった、部屋選びの考え方もお伝えしました。
その一言に、周りにいた皆さんもうなずいていました。
不安にさせたいわけではありません。
知っておけば準備ができますし、困ったときに相談できる場所があることも一緒に伝えたかったところ。
保証人がいない、初期費用が足りない、契約の言葉が難しい。
そうした場面で力になれるのが、私たちのような団体です。

会場にはもうひとつ、私たちのグループが用意したブース。
同じグループのギルドグループが担当した、介護の職業体験の場。
車椅子での移動の介助や、ベッドから起き上がる動作のお手伝いを、実際に試してもらいました。

声をかける順番や手の添え方ひとつで、相手の安心感がまるで変わるもの。
はじめは戸惑っていた皆さんも、二回目には自然と目線を合わせて声をかけていきます。
職員自身も、ほかのブースで体験する側にまわった一日。

ラーメンの調理では麺の湯切りに苦戦し、鉄筋を曲げる作業では力の入れ方に四苦八苦。

教わる立場に立つと、自分の説明が伝わりやすいかどうかも見えてくるもの。
高校生が真剣にメモを取る姿にも、たくさんの刺激をいただきました。
社会的養護のもとで育った方にとって、退所後の住まいは最初の大きな壁になりがち。

そのときに、相談できる顔を思い出してもらえたなら、この日の意味は十分。
これからも地域の行事に足を運びながら、住まいと暮らしの支援を続けてまいります。
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