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おはようございます、本日の投稿はNPO法人os Forward(オーエスフォワード)が担当します。
本日、東警察署から保護のご連絡をいただいたのは、波乱に満ちた人生を歩んできた、ひとりの男性。
五歳までは、函館でご両親と一緒に暮らしていたといいます。
その後ご両親を亡くし、十六歳になるまで身を寄せたのは、厚沢部に住む伯母のもと。
育った土地も、共に暮らす人も、大きく変わる日々だったのでしょう。
頼れる大人のもとで穏やかに過ごせたことは、幸いだったのかもしれません。
決して平坦とはいえない、幼少期を過ごしてきました。
高校卒業後に向かった先は、苫小牧市の建築会社。
そこで三年間、経験を積んだといいます。
現場で培った確かな技術は、その後の人生の土台になったのでしょう。
二十歳のときに拠点を移したのは、札幌の設備関連の会社。
手に職をつけながら、着実に歩みを進めていきました。
平成二十二年に踏み出したのは、独立という大きな一歩。
長年にわたり、経営者として働いてきた男性です。
しかし今年の四月に訪れたのは、夫婦げんかをきっかけとした転機。
行き場を失い、そのままホームレスとなってしまったといいます。
慣れない路上での暮らしは、想像以上に決して簡単なものではなかったでしょう。
会社が今もあるのかどうかは、私たちにも分かりません。
本日、不審者情報が寄せられたことをきっかけに、東警察署が男性を保護しました。
右手には裂傷があり、すでに救急で応急処置を受けていたのでしょう。
傷の痛みに耐えながらも、男性は驚くほど落ち着いた様子だったといいます。
「ありがとうございます、助かりました」。
私たちが駆けつけると、男性はそう小さく声をかけてくれました。
長い人生の中で積み重ねてきた経験も、ひとたび歯車が狂えば住まいを失う事態につながるのでしょう。
経営者として過ごした日々と、路上で過ごした日々の落差に、私たちは言葉を失わずにはいられません。
安定した暮らしと隣り合わせにあるのが、孤立という現実なのかもしれません。
今回のことも、その一つの表れだったのでしょう。
誰にでも起こり得ることなのだと、私たちはあらためて強く感じさせられました。
これから私たちが力を入れたいのは、傷の治療とあわせて考える今後の生活の相談。
長年培ってきた技術や経験も、これからの一歩に大きく生かせるかもしれません。
焦らず、男性のペースに合わせながら、支援を進めてまいります。
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